コーヒーとカフェイン①

みなさん、10月1日が何の日かご存知ですか?
10月1日は「コーヒーの日」です。1983年に全日本コーヒー協会が定めています。コーヒー豆の収穫が終わり、新たなコーヒー年度の始まる時期だからだそうです。
当院の開院が10月1日だったのは全くの偶然ですが、今回はコーヒーとカフェインをテーマに取り上げます。

全日本コーヒー協会によると、日本人は一週間に平均約10杯のコーヒーを摂取しており、その内訳はインスタントコーヒーが約4杯、レギュラーコーヒーが約3杯、リキッドコーヒーと缶コーヒーが1.5杯ずつとなっています。
私と同年代の40〜59歳では平均14杯なので、大体一日2杯のコーヒーを飲んでいることになります。

カフェインの摂取量で見ると、日本人の一日の平均カフェイン摂取量は約250mgで、その半分をコーヒーから、残り半分を「お茶」から摂取しています。食品安全委員会が示している悪影響のないカフェインの最大摂取量は以下の通りです。


左の表は飲み物一杯分に含まれるカフェインの量です。健康な成人の最大摂取量が1日400mgまでとするとコーヒーなら4〜6杯といったところでしょうか。
みなさんは一日でおよそどれくらいカフェインを摂取していますか?

次のコーヒーとカフェイン②では、あるレビューをもとに健康、疾患との関連についてお話しします。

コメント

このブログの人気の投稿

変異株の話

新型コロナウイルス感染症(検査編)

子どものかぜの治療